NINOMAEのブログ

日々の日常を少し彩る–

相棒 元日スペシャル「ディーバ感想」2

さてさて、相棒の元日スペシャルから夜が明け新年2日目となりましたね。

 

昨日はディーバの良いところや見どころをご紹介したので今回は、少し「ん?」となった点や「なんだかなあ」と思った点をご紹介します!

 

※あくまで個人的な意見です。

 

まず今回はちょっと迫力に欠けましたね。右京さんもあまり動かないし、緊迫感がなかった。冠城くんがピンチの時も神戸くんに適当に任せてーみたいな感じで(笑)まあそれは相棒としての二人のことをよく知っているということの表れかなとも思いますけれど。

 

あとは、大地真央さん演じる神崎瞳子の同期が弱いということですね。乱暴され妊娠させられた敦盛槙と、三雲生命の重労働で亡くなった遺族というのは動機としてはこの上ないですが神崎瞳子は、敦盛貴巳との信頼関係から事件に関与することになっていましたがあの2時間15分の中でまとめるのは厳しかった。小説を書く身からするとキャラクターでも普通の人でも幼い頃からから積み上げてきた経験が人格を形成しているんですね。

人物の人格の一部を切り取っただけにすぎなくて物語を作る際にこの人はこういうことが幼少期にあってと考えるんですけれどそれを全て書くわけにはいかない。そんなことをしたら何時間ものになるか分かりませんし、観てるこっちもだるくなってしまうんですよね。ですので仕方がない部分はあるんですけどやっぱりもう少し描写してほしかったなというのはありますね。

やはり人の心を書くというのは難しいものです。しかしその中で書ききるところまでは書ききり違和感を残さない脚本の出来はやはりプロの為す仕事だなと思いましたね。